【 紅い実 】 Part 2
右
サルトリイバラ
山帰来などとも呼ばれてむかし柏のない西日本や九州では、柏餅と言えばこのサルトリイバラの葉に包まれた餅が一般的だったそうです。
愛知の名菓で「餡麩三喜羅(あんぷさんきら)」というのも、このサルトリイバラの葉で包まれたものです。
左
サネカズラ
美男蔓(ビナンカズラ)などとも呼ばれています。紅い実が写真のように球状に集まってぶら下がりとても綺麗なので、盆栽などにも仕立てられたりしています。
葉や茎に粘液を含み、それを整髪剤と利用したところから美男蔓と呼ばれるようになったそうです。
右
ゴシュユ
未熟果を採取し漢方薬として頭痛、腹痛、口内炎、湿疹など健胃、利尿、鎮痛の目的で利用されています。
雌雄異株で日本にはもともと雄株しかないそうですので、写真はどちらかから輸入されて植えられたものだと思います。
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